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秘密の裏山

第1章 秘密の裏山

チリリ~ンという風鈴の心地好い音色にボクは意識を取り戻した🎐

いつの間にかボクは布団の中にいた。
昔ながらの日本の民家みたいなところにボクはいるらしい。畳の匂いがこれまた心地好い。

おばあちゃんの家がこんなカンジだから昔ながらの日本の民家って知ってるし、好きだな。

「気がついたのね」

美人のお姉さんが声をかけてくれた。
高校生、いや、中学生ぐらいかな。とっても美人のお姉さんだ。
このお姉さんがボクを助けてくれたようだ。

「熱はもうないようね」

お姉さんはボクにおでこをくっつけて熱が下がったのを確認してくれる。

迷子になってさまよううちに熱が出たらしく、枕元には冷たい水の入った洗面器と濡れたタオルがある。

お姉さんが看病してくれたんだ。

助けてくれて看病までしてくれた恩人を相手に申し訳ないが、お姉さんにおでこをくっつけられてボクはドキドキする。

お姉さんは時代劇とかによく出てくる白装束の寝巻姿で、胸元がはだけている。下には何も着けていないのか、美しい膨らみが見えてしまった。もう少しで乳首も見えそうだ。

ヤ、ヤバイ、勃つなと思ってもおちんちんは言うことをきかずに痛いぐらいにカチコチに勃ってしまった。こんなことがお姉さんに知られたら嫌われてしまうよ・・。

ところが、ボクの想像に反してお姉さんは布団をめくって膨らんでいるボクの股間を見て悪戯っぽく笑った。

「見たいの?」

お姉さんはまた悪戯っぽく笑って白装束を脱ぐような仕草をする。

見たい、スゴく見たい。でも、エッチで最低な人間だと知られたくない。ボクはムリをして首を横に振った。

「ウソついてもダメよ。キミは女のコの裸が大好きで、オナニーすることも覚えちゃったのよね」

お姉さんはクスクスと楽しそうに笑う。

オナニーって何だろう?ああっ、あのエロ本を見て硬くなったおちんちんを刺激してヘンな液体を飛ばすことなのかな?

えっ、誰もいない秘密基地でこっそりやっていたはずなのに何で知ってるの?

ボクは真っ赤になって膨らんでいる股間を隠した。

「誤魔化してもダメよ、ずっとキミのこと見てたんだから」

お姉さんはきゃははと笑う。

そっか、見られてたんだ、あんないけないことしているところを・・

「あんなことしたボクを嫌いじゃないの?」

「嫌いなら助けたり裸を見せてあげようなんて思わないよ」

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