
笑い、滴り、装い、眠る。
第2章 あっとほーむ・だっど?
「( ̄q ̄)zzz」
潤「翔さん、大丈夫?起きてる?」
和「翔さん?起きてください?」
雅「しょうがないよねぇ。ツアーが始まる、って時にドラマの撮影が入っちゃったんだから。」
「o(__*)Zzz…」
智「…翔ちゃん?」
隣で智が揺すっても起きなかった俺だが…
和「あっ!?Jとリーダーがっ!?」
「えっ!?何?松潤と智くんがどうしたの?」
慌てて、口元のヨダレを拭って起き上がる俺。
和雅潤「………。」
智「おはよ、翔ちゃん♪」
「おっ…おはよ、智くん。」
智「疲れてたんだね?」
う、嘘?
隣で微笑む智に胸を撫で下ろす。
「ところで、あかりは?今日は誰がみてるの?」
智「あかり?何?それ?」
小首を傾げる智。
「いや…俺らの娘の…」
智「えっ!?僕と翔ちゃんの娘?」
素っ頓狂な声をあげる智。
それにいち早く反応するニノ。
和「ちょっとすいません。今、さっき、『俺らの娘』って聞こえたんですけど?」
雅「えっえっえっ!?翔ちゃんに隠し子?」
潤「翔さん、リーダーの他に誰か囲ってたの?」
何か、話がおかしな方向へいってるぞ?
智「僕が映画の撮影で留守してる間に?」
涙目になる智に、必死に熱弁をふるう俺。
「違っ…!だから、智くんと俺の…」
智「僕と翔ちゃんの?」
「そう!俺と智くんの…」
何なんだ?このアウェイ感。
