笑い、滴り、装い、眠る。
第25章 おクスリの時間です。
翔「あの…実は先生に診てもらいたくて…」
恥ずかしそうに俯く翔くん。
演技だって分かってるけど、やっぱり可愛い。
「どこか痛いの?」
翔「はい。痛くて痛くて夜も眠れなくて…」
ここが、と、胸の辺りに手を置く。
「ここ?」
小さく頷いた手の上に手を重ねる。
「…これだけじゃ分からないな?」
翔「え?」
「ちゃんと診てみないと分からない。」
翔くんは大きく目を見開いたまま俺の顔を見ていたが、やがて覚悟を決めたように自分からナース服の前を開いた。
高校時代、スポーツをやっていたとはいえヒマさえあれば釣り三昧な俺と比べて色が白い翔くん。
改めてマジマジと見てみると適度に引き締まってて適度にエロかった。
翔「あ、あの…。」
「エッ‼あ、ご、ごめん!つ、つい。」
ヤバい…見惚れてた。
しかも、その、恥ずかしそうに前を隠す仕草も何気に可愛いし。
「じ、じゃあ…始めようか?」
翔「は、はい。よろしくお願いします。」
俺は、何故かコスプレ衣装と共にあったらしい聴診器を耳に当て翔くんの胸元に適当に当てていく。
翔「んっ……」
聴診器の冷たい感触が胸の先を掠めるたび、翔くんの赤い唇からはイヤらしい声が漏れた。
ドサクサに紛れてしつこく弄くり回していると、翔くんが頭をぺし、と叩いて窘めた。
翔「しつこ過ぎ💢」
「つい…」
翔くんが可愛過ぎるからいけないんだ、って、思ったことはもちろんナイショだ。
「じ、じゃあ…次は下の方も見てみようか?」
スカートの上から翔くんの少し硬くなっている翔くんのを撫でた。
翔「んぁ……」
我慢してたのか、ちょっと触っただけで反応していた。
ちょっとイジワルしてみっか?
翔「ン…ッ…せ、センセ…」
「んー?よく解んないなあ?どこが悪いのかなあ?」
触診と称して優しく撫でたり、時には強めに握ったりした。
翔「あ…あの…先生?」
散々俺に弄ばれた翔くんのは、ミニスカートだったことが災いしてパンパンに膨れ上がっていることはバレバレだった。
翔「服の上からじゃなくて、ち、直接…触って…調べてください。」