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笑い、滴り、装い、眠る。

第10章 Moon Light



そんなこんなで、五人一緒の現場で、相葉ちゃんと二人で話してた時だった。



雅「ね…リーダーと翔ちゃんて…」


「ん?」


雅「リーダーと翔ちゃんて週何回ヤんの?」



俺は呑気に啜ってた紙コップのコーヒーを口から派手に吹いた。



雅「もー、そんな驚くことないじゃん?」



アワアワしている俺を余所に、相葉ちゃんは俺が吹いたコーヒーをキレイにしてくれた。



雅「で?何回ヤってんの?週二?週三?」



何でそんなこと言わなきゃなんないんだよ



不貞腐れて黙っていると、残り少ない紙コップを取り上げられた。



雅「教えてくれたら返してあげる。」



……ったく、面倒くせぇなあ…。



「週一。」


雅「えっ?ウソ?少なっ!」


「は?」


雅「翔ちゃん、欲求不満になっちゃうよ?」



……いらん世話だろ。



そこへ、前室に戻ってきた三人がワヤワヤと俺らの会話に割って入ってきた。



翔「何話してたの?」




ニコニコしながら翔くんが俺の隣に座った。



「いや…別に……」



誤魔化そうとしたら、相葉ちゃんが……



……言っちゃった。



雅「あのね?」



途端、鬼の形相に。



……なったのは翔くんだけじゃなく…



潤「雅紀、ちょっと……。」



この後、相葉ちゃんが松潤にシメられたのは、



想像に難くない。



end.


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