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笑い、滴り、装い、眠る。

第13章 俺にかまって!!(O×S)



翔side


智「翔くん、もうちょっと待っててね?」



もうすぐできるから、と



俺はいつものように食事を持ってくるご主人様の智くんを定位置で座って待っていた。



智「ふふっ。翔くんはお利口さんだね?ちゃんとお座りして待ってるなんて?」



そんなの当然、と、ばかりにどや顔で、智くんの合図を待った。



智「よし!」



腹ペコだった俺は、目の前のゴハンをあっという間に平らげた。



智「美味しかった?」



智くんはニコニコしながら俺を膝の上に乗せ、口をこじ開けた。



智「食べたあとは歯磨きだよ。」



苦手なんだよなあ、と、渋々されるがままになる俺。



智「はい、終わり♪」



智くんの笑顔を合図に俺は膝から飛び降り、今一番気に入っているおもちゃをくわえ智くんの元へと舞い戻った。



智「ん?遊んでほしいの?」



智くんは俺が持ってきたおもちゃを手に取ると、ほら、と遠くに放り投げた。



俺は全力疾走でそのおもちゃを取りに走り笑顔で待つ智くんの手の中に落とす。



智「ホントにお利口さんだね、翔くんは?」



満面の笑みで撫でてくれることが嬉しくて、



俺はヘトヘトになるまで智くんに相手をしてもらい、



もう寝なきゃだから、と、智くんにゲージに入れてもらい、用意されていたフカフカのベッドに潜り込んだ。



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