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笑い、滴り、装い、眠る。

第20章 brothers〜バレンタイン編



「もー、来るなら来るで、先に言ってよ?」


智「わ、悪かったよ?まさか、サカってるなんて思ってなかったから?」



俺らはバツが悪そうに乱れた衣服を整えながらにーちゃんたちに文句を言った。



潤「サカってる、って言い方止めてくれよ?せめて愛し合ってるとかさあ……」


翔「それ……裸エプロンやれ、って言ってたやつが言う?」


潤「だって似合いそうじゃん?」



翔くんは潤の耳を思いっきり引っ張った。



潤「な、何すんだよ!?」


翔「イヤらしいことばっか考えてるからだろ!!」


潤「アニキだって智さんと楽しんでたじゃん?」



急に翔くんの顔が真っ赤になった。



翔「た、楽しんでなんか…」


潤「へー?そのために一緒に住んでんじゃないの?」



と、にーちゃんに目で同意を求めた。



潤「ね、智さんも見たいでしょ?アニキの裸エプロン?」


翔「おっ…お前、何言って…」


智「そ、そうだなあ…悪くない……かも?」


翔「さ、智くん!?潤、お前も余計なこと言うな!!」


潤「そう?いい考えだと思うけどなあ?」



隣で頷くにーちゃん。



俺も人のこと言えないけど、



なんでこんな変態、好きになっちゃったんだろ?



「brothers」バレンタイン編 end.


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