笑い、滴り、装い、眠る。
第20章 brothers〜バレンタイン編
「も…やめ…」
潤「じゃあ……やってくれる?」
ズボンがすごくキツく感じる。
でも……男で裸エプロンやるの、って、どうなの?
興奮できるのかな?
潤「すんげぇキツそうだけど?」
「んっ…あ…」
…まったく…誰のせいだと思って……
ん?
でも……俺の腰に潤の固くなったモノが当たっているのを感じる。
まさか…想像して興奮した…なんてこと…
潤「雅紀がエロい声なんか出すから俺もヤバいんだけど?」
……なんて言いながら、俺のを弄り回す手を止めない。
「……ぁ…っ…」
声が…抑えらんない…
潤「俺もう限界。………いい?」
「ん……っ…」
言い訳がましいけど、決して承諾した訳じゃない。
このままじゃ、俺も限界だったし?
頭がぼんやりしている中で、俺のズボンを脱がそうとしている潤にされるがままになっていた。
が、そこに想定外のことが起こったんだ。
智「雅紀、お前、とーちゃんたちのお土産、翔くんに…」
「あ…」
潤「えっ!?」
智「あっ!?わ、悪い!」
「「……」」
にーちゃんは慌ててドアを閉めて出ていってしまった。