
笑い、滴り、装い、眠る。
第6章 可愛いあの子は1コ下
翔「今朝寒かったじゃん?だからまだくっついていたかったんだ。」
くっついていたかっただけなんて、
可愛すぎるだろ!!
翔「だから許して?ね?」
「うんうん♪もちろん。」
翔くんはチラチラと上目でおいらを見ながら握り返してきた手を弄んでいた。が、
翔「でも…」
「でも?」
翔「俺とのこと、誰かに話すのはやめて。」
「分かった。」
翔「それと…その…終わったあとのことだけど…」
「うんうん。」
翔「汚したところとか綺麗にしてから寝て?」
「え〜やだ!!」
翔「やだ、って?あの相葉くんでさえ時々やってくれてる、っていうじゃん?」
「だぁーって、いつまた翔くんとヤりたくなるか分かんないじゃん?そしたらまた汚れちまっておんなじことしなきゃじゃない?」
翔「じゃ、何?めんどくさい、ってこと?」
翔くんはおいらの手を乱暴に振り払い、トレードマークのドングリ眼を見開いてさらには目尻を吊り上げた。
「そうじゃなくて!その…何て言うか…そんな時間があるなら翔くんとずっとエッチしてたい、っていうか…」
その時だった。
前室のドアの外で物音がして、様子を見に行った翔くんがドアを開けると、
雅「や、やあ……」
和「ども…」
潤「ごめん…つい…。」
メンバーに聞かれてた。
