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last summer.

第3章 戸惑い



「明奈」

勇人は私の隣に座って、肩を寄せてきた。




そして唇を重ねる。




「…んっ!」


ところが、いつものキスと違う。




勇人の舌が私の唇を割って、ゆっくり入ってくる。


「…ゆ、と…んぅ」




頭の中が真っ白で何も考えられない。



どうしたらいいのかわからず、私も勇人の真似をして必死に舌を絡めてみた。




静かな部屋にいやらしい水音が響く。



恥ずかしい…。


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