5色の星☆アソート
第16章 HB 潤くん(2013) MN4 潤
少しハギレが悪い気もするのは気のせいか?
それからすぐに エントランスの自動ドアが開いて 俺はエレベーターのボタンを押す。
フロアーを歩いていくと 玄関ドアが半開きになっていて 中から人の声が漏れ聞こえる。
無用心だな、住人のみんながみんな芸能人ってわけじゃないんだぞ?
「じゃあね、松潤とちゃんと話すんだよ」
「うん、ありがとリーダー」
何?リーダー?
驚いた俺は勢いよく玄関ドアを引っ張り、
「あ・・・翔くんも・・・・・・」
正直ほっとした。
カズとリーダーが 二人きりじゃなかったことに。