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5色の星☆アソート

第42章 インロックと合鍵と俺 SN3 翔



思いがけない成り行きに思考がついていかない

この俺が
あわあわして言葉を失うなんて


対して 普段と同じく
極めて効率的に物事を進めるニノは
あっという間にタクシーを呼ぶ手筈を整えたようで

その顔にはもういつも通りの笑さえ浮かんでる


「翔ちゃん、タクシーすぐ来るって。食べた物そのままでいいよ。
後で洗っとくから」
「あ・・あぁ・・ご馳走様。 いや、あの、ちょっと待って・・・」





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