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5色の星☆アソート

第42章 インロックと合鍵と俺 SN3 翔



待って、と言いながら
やっとニノの顔を直視した


よく見れば その目は赤く充血していて
昨夜 殆ど寝てない事を顕著に物語ってる

“ 昨日・・・眠れなかったの? ”
なんて疑問が浮かんだけど
アンナコトがあったんだから当然か

・・・なんて。
あれこれ考え過ぎて自己完結するのは
俺の悪い癖だ

それがわかっていても
申し訳なさ過ぎて そこに触れる事も憚られる俺には
最早 ヘタレと言う言葉さえ勿体ないかも知れない








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