テキストサイズ

5色の星☆アソート

第45章 インロックと合鍵と俺 SN6 ニノ



「何・・言って・・・」


何言ってんの?
気でも違ったの?
それとも今日も酔ってんの?


満足に言葉も出ない俺に
尚も翔ちゃんは言い募る


「俺がヘタレで ニノに拒否られたらどうしよう、ってゆーか
受け入れて貰えるなんて考えてもいなかったから
告白なんてしたら ニノにとっても迷惑だろう、って決めつけて
それを言い訳にして 好きだって言えなかった」

「ニノが怒ってるのも、 ニノは後腐れない関係を望んでるのに
俺がしつこく絡むのを鬱陶しがってるんだって思ってた。
ごめん、バカな俺で。俺さ・・・自分がニノを傷付けたんだってやっとわかったよ。
ホントにごめん。もう遅いかもしれない、
俺の事なんて 顔も見たくない、
仕事以外では 口もききたくない、って思ってるかもしれないけど・・・
それでも、ちゃんと謝りたかったんだ」

「ニノ・・・嘘吐いてごめん。傷つけてごめん。
俺、ニノが好きだ、ニノだからキスしたし、ニノだから抱いた。
ニノだから・・・ニノだけが・・・好き、なんだ」







ストーリーメニュー

TOPTOPへ