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5色の星☆アソート

第53章 夢落ち4 土曜日夜 二宮先生



「櫻井先生が折り入って相談があると仰るのでね、
良ければ二宮先生にも同席して頂こうかと思って」
「あぁ、そうでしたか。私でよろしければ伺いますよ、櫻井先生?」

俺とタヌキのツーカーの上っ面会話に
櫻井は見るからに狼狽してんだけど
「迷惑です」なんて言えない男だって事は
両者 百も承知で


「あ・・・でも、あの・・二宮先生 お忙しいんじゃ・・・」
「え?私ですか?イエイエ、今日は非番ですから。
じっくりお付き合い致しますよ」


今までのつんとした態度とは別人のようなテイで
にっこり笑顔で櫻井に詰め寄る俺





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