
5色の星☆アソート
第63章 いっしょだと最高! AN2 相葉さん
正直 そのあたりから記憶は朧気で
ちびちびと日本酒を舐めるように飲んでいたニノが
くいっとグラスを呷り
「じゃあ、見せてよ。・・・相葉さんが俺の事
どんだけ好きなのか・・・」
とか 言ったような気がするんだけど
普通に考えたらニノがそんな事言うわけないから
もしかしたら、てか多分、それはきっと俺が作り出した
希望的幻想なんだろうな
とにかく 気が付いた時には
俺はベッドでニノを抱いていた
抱いた、ってのは単に抱きしめた、って事じゃなく
裸で色々しちゃうアレだ
へべれけに酔ってたくせに
ニノを愛しいと思った気持ちや
その身体の触り心地の良さ
そして、何と言うか、ものすごく気持ちよかった事なんかは
記憶の奥の方にしっかり刻み込まれていて
それが幻なんかじゃなく、現実だったという事を
翌朝 実感させられた
