
5色の星☆アソート
第11章 目覚めたら SN6 ニノ
「でも、アレだなー、ニノはさ、頭の回転早いけど、思い込みも激しすぎだな。」
「・・・・・・」
「なんて・・・俺も一緒か・・・俺もニノが俺のことなんて興味ないと思い込んでたから・・・」
「え・・・」
「だって・・・いっつも智くんとくっついてるし、雅紀とも楽しそうにじゃれあって、松潤とはそんなでもないけど・・・やっぱなんか分かり合えてる感漂ってるし・・・
なのに・・・昔はよく俺んとこにもくっついてきたのに最近さっぱりじゃん?」
「だから・・・その頃から意識しすぎて、くっついたり出来なくなったんだってば・・・」
「そんなの俺わかんねーから・・・収録中は親しげでも、終わるとスっ、と離れる感じになって・・・あぁ、いつの間にか俺、嫌われちゃったんだなーって・・・」
「そんなはずないじゃん・・・そんなことも分かんないなんて・・・頭良いくせにバカじゃないの・・・」
「・・・そういう憎まれ口すら聞かなくなってたもんなぁ・・・」
