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Treasure of life

第6章 お気に召すまま

そのうち、
「潤、眠い〜」
とソファーに座っている俺の膝に頭を凭れてきた。

「ちょっと寝れば?」

智のキレイな茶色い髪を撫でる。

「いいの?ほんとに寝れちゃうよ…?」

俺の大腿を摩りながら、その瞳はもう閉じかかっていた。

「いいよ、起こしてあげるから」


その言葉に安心したのか、
「…く〜」
程なくしてすやすやと寝息をたて始める智……。



あなたってほんとにどこでも寝れちゃうのね……。

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