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side Ｏ

俺も、嵐が活動休止したら潤と別れた方がいいのかと考えたときもあった。

でも…潤の涙見て、こんなに俺のこと想ってくれてるんだ、って胸がいっぱいになって。

これで別れたら絶対後悔するって思った。


「潤……」

涙に濡れた潤をもう一度強く抱きしめた。

「……俺、こういう性格だから、潤に寂しい思い、いっぱいさせちゃうと思う。

けど、待っててくれるの？」

「……わかってるよ。

何年一緒にいると思ってんの？

寂しいときもあると思う。


けど……

俺は、どうしようもないくらい、智が好き……。

だから…、待ってる」



潤の言葉が心に重く響いた。

俺にはもったいない言葉だよ……。


絶対、帰ってくる。

皆と約束したんだ。


嵐は終わんないから。

改めてそう心に誓った。