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Treasure of life

第13章 Perfect Night

「潤、挿れたい」

腰を掴まれ、ふわっと浮いたと思ったら

「ぁあっ、」

蕾に智自身がズプッと入ってきた。


「潤、」

優しい、それでいてちょっと切ない声が俺を呼んで、智の余裕のない顔が映る。




「あっ、智…、、気持ちい、よぉ」

「っ、潤、締めすぎ…っ、」

「わかんなっ、い、あぁ、、ふ、あっ、」



不思議。


昨日あんなに求め合ったのに。


身体はまだあなたを求めてる。



「潤、可愛いよ」

耳元で囁かれて、甘い痺れが走る。

「可愛く…、なぃっ、、」

声が掠れて言葉にならない。

智は、俺の髪を撫でて優しくキスしてくれた。



そのあとは無我夢中で

上下に揺さぶられて、深く突かれて、何にも考えられなくなる。


ただ、この快楽に溺れていたい……。


「あっ、ん、ぅ、」

限界が近い俺の最奥を智が貫く。


「潤、イけっ、」

「あっ、ダメ…ッ、あぁっ、、」


悲鳴みたいな俺の声が静観を裂いて―――、そのあと2人の荒い息遣いだけが空間に響いていた。

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