無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「――　りゅーじ？」

「そのままじっとして」


　　竜二は四つん這いにさせた絢音の後ろへ
　　回り込んだ。


「ちょっ、竜二っ　――　な、何っ、そんなとこ汚――っ、
　ぅそ……」


　　竜二は絢音の双丘を指で押し開き、これから自分を
　　埋めるその部分へ丁寧に舌を這わせる。


「や、恥ずかし――は、ぁっ……」

「でも、痛いのは嫌だろ？……ほ～ら、だんだん解れて
　きたし――」


　　竜二が舌を動かす度、その部分からたつ水音が更に
　　絢音の羞恥を増幅させる。　


「あぁン、も、いや……」

「フフフ、　もうこんなに濡れてる……今日はこっちだけで
　イってみよっか」


　　と、竜二は嬉し気に目を細める。


「あ、は、ぁん……」


　　　（……なんだろ？　この感じ、背中、ぞくぞくする）


「んじゃ、そろそろいいな　――　力、抜いてろよ」


　　次の瞬間襲ってきた、全ての臓器を押し上げてしまい
　　そうな衝撃に絢音は思わず息を詰め背をしならせた。


「はぁ、っ、ん　――」

「Ｗｏｗ（わぉ）　――　こっちもきっつ、きつ……
　半端ねえ……」


　　竜二の刻む律動は絢音の反応を見ながら変わる。
　　
　　足の位置を変えたり、挿入する角度を変えたりと、
　　絢音の反応する部位を探っているようだった。

　　お互いに向かい合わせになった事で絢音の竜二との
　　繋がりも一層深まり、

　　絢音は歓喜にうち震えるよう小さな喘ぎを漏らす。


「ふ、ぁ……あ、ぁ……」


　　絢音をしっかり抱き止め竜二はゆっくりペースを
　　上げていく。


「はぁっ　――　りゅーじぃぃっ……」

「はぁはぁはぁ　――　んくっ、ヤベ……
　イ、ク――っっ」


　　自分のナカで熱が放出されたのがはっきりと分かった。

　　いつもは薄いスキンに隔てられ伝わってくる
　　その感覚が、今日はダイレクトに感じる。

　　竜二の熱は確かに絢音のナカで弾けた。

　　そうして、何も言えずに息を切らしている２人は
　　荒い息のまま唇を重ね合った。