
オオカミは淫らな仔羊に欲情す
第14章 大好きなのに……
山城清吉という男は見た目スマートで紳士的だが、
真正のサディスト。
絢音のような清潔かつ世間知らずなお嬢様を、
主食としている男だった。
(あのバカ何処にいる……?)
絢音は2~3軒先の店と店の間の路地に
引きずりこまれていた。
本性を表した山城が絢音の手をねじり上げ
壁に体を押し付ける。
「ちょっ、な、なにを ――」
絢音は腕の軋む音に顔を歪めた。
「久々の上玉を早々逃がすかよ。可愛い顔して、
結構淫乱そうだねぇキミ」
絢音の胸をもう一方の手で鷲掴む。
「やだぁっ!!」
「俺と楽しもうぜ」
乱暴に揉みあげられる。
「痛いっ! や……止めてっ!」
自分のネクタイを外し後ろ手に縛られる。
青くなる絢音。
「お金ならコートの内ポケットに入ってるし。
それ全部持ってきなよ」
「金なんかいらない。欲しいのはキミのか・ら・だ」
青くなる絢音にさらにゾクゾクする男。
顔を背けた絢音の顎をぐいっと持ち上げ
その唇に激しくキスをする。
「うっ ―― やっ (きもちわる)……っ」
きつく唇を吸いながらすでに固くなった股間を
絢音の太ももに押し付けた。
そこへ、やっと竜二が到着。
真正のサディスト。
絢音のような清潔かつ世間知らずなお嬢様を、
主食としている男だった。
(あのバカ何処にいる……?)
絢音は2~3軒先の店と店の間の路地に
引きずりこまれていた。
本性を表した山城が絢音の手をねじり上げ
壁に体を押し付ける。
「ちょっ、な、なにを ――」
絢音は腕の軋む音に顔を歪めた。
「久々の上玉を早々逃がすかよ。可愛い顔して、
結構淫乱そうだねぇキミ」
絢音の胸をもう一方の手で鷲掴む。
「やだぁっ!!」
「俺と楽しもうぜ」
乱暴に揉みあげられる。
「痛いっ! や……止めてっ!」
自分のネクタイを外し後ろ手に縛られる。
青くなる絢音。
「お金ならコートの内ポケットに入ってるし。
それ全部持ってきなよ」
「金なんかいらない。欲しいのはキミのか・ら・だ」
青くなる絢音にさらにゾクゾクする男。
顔を背けた絢音の顎をぐいっと持ち上げ
その唇に激しくキスをする。
「うっ ―― やっ (きもちわる)……っ」
きつく唇を吸いながらすでに固くなった股間を
絢音の太ももに押し付けた。
そこへ、やっと竜二が到着。
