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オオカミは淫らな仔羊に欲情す

第15章 素直になって

  洗うと言った言葉を証明するように
  ぐるぐると指を回すと、
  肩に置かれた絢音の指に力が入った。


「っ……、ふっ、う、りゅ、じぃ……」


  堪えきれずに漏れた吐息の甘さに、
  竜二の下肢がずくりとうずく。

  そして視線を落とした先にある絢音の胸の飾りも
  既に勃ち上がっている。


「感度のいい身体だ。あとはココでオレを受け止める
 のに慣れるだけだな。なんならしばらく休むか」
 
「もうすぐ卒業だから、休むのは嫌」

「行けるか行けないかはお前次第だろ。だったら
 早くオレの大きさに慣れることだ」


  言うやいなや凪の腰を掴んで持ち上げ、
  そのまま己の楔の上に落とした。


「ひゃあっ、ああ……ぁぁっ」


  あまり激しくしては、本当に明日も
  1日中ベッドの上にいる破目になるだろう。

  そう思うと手加減してやりたいところなのだが、
  絢音の裡は熱く、包み込むように締め付ける感覚に
  たまらず思い切り下から突き上げそうになる。

  セッ*スの最中に自分をコントロール
  出来ないなど、竜二にとっては考えられない事だ。
  それでも、そんな自分を引き出した絢音をこの腕に
  抱いてしまった事に、一欠けらの後悔もない。

  絢音の身体を労わりながらゆっくりと、
  しかし出来るだけ早く終わらせてやるために、
  絢音のイイところを狙って楔の先端を突き上げた。

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