自分であるために
第4章 俺の過去話
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「どこにしよっかなぁ。おっ! ここにしよっと」
今にも音符マークが出てきそうなテンションに俺は圧巻されながらも着いて行く。
「わ~やっぱ可愛い! テンション上がるなぁ!」
部屋に入ると可愛らしい某キャラクターのベッドに壁紙に小物。ここはどこかの女の子の部屋なのだろうかというくらいにファンシーだ。
「は、はぁ」
「とりあえずソファでも座りながらおしゃべりしよ! 二人女子会☆ あ、女子会じゃないか」
「ぷっ……アンタ面白すぎ!」
さっきまで色々なことが頭の中をぐちゃぐちゃしていたが、目の前の人の行動に楽しくなってきた自分が居る。これが計算なのか天然なのかは分からないけれど、今はそんなことはどうだっていい。