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私の思うこと

第30章 雑談☺︎(⑤)。

どこかでもうすでに話したかもしれないが、犬や猫や馬や鳥や亀やらなにやらを殺めても、人間的欠損として、法として、裁かれるわけではないのに、どうして人間を殺めたら罪になるのかという話。


そして、どうして殺人の罪人を死刑囚として、死刑にできるのかということ。
ここが、私の中での一番の疑問点なのだけれど、百ページくらい使って説明させていただきましょうか。


いや、百ページは使いたいが使えないので手短にするが。


前に話した多数人中一人の法則、あれでも言ったが、やはり法律というものがあるから、それが正しいとされているし、確かにそれが間違いだとは思わないのだけれども。


しかし、だ。


殺人を犯すのは悪い、それは思う。
私もしようとは思わない。


でも、例えば窃盗なんかが、それより罪が軽いとは思わない。だって、そうでしょう。殺人も窃盗も、同じくらいの罪だと思う。


そして、警察とか、法廷とか、弁護士ついたりなんだかしたり、それは罪を犯した人を更生させる機関であり、期間であり、例えば死刑判決を下されれば、その犯人は二度として反省することもできず、そして、死刑なんてものは、犯人の未来を奪う行為なのだ。


だからつまり、殺人を犯すのも、死刑にするのも、どちらも罪だと思うのだ。


見知らぬ人を殺す行為は罪なのに、罪を犯した人を殺すのは罪ではないなんて、おかしいと、では例えば、街でたまたま見かけた人間が、たまたまなんらかの罪を犯していて、刑務所から出てきたのか、それとも逃亡しているのか、その人間を殺した殺人鬼がいたとして、その殺人鬼は罪にならないのだろうか。


やっていることは、なにも変わらない。


なのに、罪にはならないなんて、牛や豚の肉を取るために殺すのはいいのに、一生檻に監禁して働かせるのはいいのに、人間の肉を剥ぎ取ったり、監禁するのは罪なのだ。


人間は自分達が偉いとでも思っているのだろうか。いや、私も人間だけれども。


他の生き物のことは何一つとして、考えていないのだろう。


自分達の都合で住処を壊したりするのだから、まあそう思う。


さてさて、まだ話したいことはあるのだが、九百十三文字を迎えたので、そろそろ終わりにさせていただきます。


いただきますって別に、なにか食べるわけではないよ。

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