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好きって言わない!

第9章 水と油と翔と潤と猫。





A「よし、帰ろっか。」



N「え、放って帰んの?」



A「ミーコちゃんいるし大丈夫でしょ。」



N「大丈夫かなぁ。」




松本の淹れてくれた紅茶を一気に飲み干して立ち上がったまーくんが、笑顔で2人に声を掛ける。



A「じゃあ、また遊びに来るね!!
ミーコちゃんにもまたお土産買ってくるから!!
バイバーイ♪」



S「ええ?!ちょ、雅紀・・・!!」



M「おい!こいつも連れて帰れよ!」



A「翔ちゃん帰ったらマタタビ効果無くなっちゃうよ?」



M「・・・。」



S「コラ、もう十分猫は撫でただろ。
いい加減こいつをどかせ!!」



N「翔、お前は今でっかいマタタビだ。
諦めろ。」



S「ふざけんなニノ!」



AN「「じゃあねー♡」」



S「待てこらバカップルーーー!!」





情けない翔の叫び声を残して、まーくんと松本の家をあとにした。




あー、疲れた。






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