テキストサイズ

好きって言わない!

第14章 エスカレート。





N「ぅっ・・・まーくんのバカぁ・・・、
涙、止まんなぃ・・・っ、」




A「ちょ、にのちゃん!ゴメン!
どうしたの?!嫌だった?!」




ヒックヒックと泣く俺の頭を、まーくんがオロオロしながら撫でる。
どうしたもこーしたもないよ!!




N「分かんないもん!!」




A「わ、分かんないって・・・」




困った顔をしているまーくんにまくし立てる。




N「も、訳分かんないもんっ・・・
気持ち良すぎてビクビクしちゃうの!
どうしたら良いのか分かんない・・・
ヤダって言ってるのにっ・・・
やめてって言ってるのに、まーくんの意地悪!!」





泣きながら思い切り睨んでやると、まーくんがゴクリと喉を鳴らした。





N「・・・まーくん?」




A「にの・・・お前、ヤバイな・・・
俺も、もう訳わかんねー・・・」




N「え・・・んぅっ、」




後頭部を支えられて、いきなり激しく唇を奪われた。
まだ話してる途中なのにっ・・・
甘く激しいキスに、すぐに体がぽわっと熱くなる。




N「んん、まーくん・・・っ、」




A「ゴメンね?怖くなっちゃった?」




キスをしながら、まーくんが囁くように問いかける。
その声がビックリするくらい甘くて、また泣きそうになった。




N「・・・ん、怖かった・・・
おかしくなっちゃいそうで・・・」




A「そんなに気持ち良かったの?」




キスの距離で、まーくんが優しく見つめてくる。
そんな目で見られたら、ウソつけないよ・・・




N「・・・恥ずかしいのに、エッチな声我慢できないの。
気持ち良すぎて・・・俺、どうなっちゃうんだろって・・・、」




またウルウルとしだした俺を見て、慌てたまーくんにぎゅっと抱きしめられる。






ストーリーメニュー

TOPTOPへ