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好きって言わない!

第23章 大混乱が大混雑。





A side





M「・・・ニノが、あいつを?」




しばらく黙っていた松潤が、ポツリと呟いた。




A「うん・・・・・。」




少し涙も引っ込んできた俺は、松潤から離れて座り直した。
冷たいジュースを一気飲みして、気持ちを落ち着かせる。




M「お前の思い込みじゃねぇの?
なんであんな奴を。」




松潤も、ドリンクを一気飲みした。
いつも持ってきてるマイボトル。
あれ何が入ってるんだろ。




A「でも・・・さっきの見ただろ?
イチャイチャしてたじゃん。」




M「・・・。」




A「それに、今朝見ちゃったんだ。
2人が、使ってない教室に入っていってしばらく出てこなくて・・・。」




M「は?」




A「出てきた時、にのちゃん真っ赤だった。
翔ちゃんすごいご機嫌だったし・・・。」




M「あんのエロ野郎、ニノにまで手出してんのか・・・!!」




A「え?」




M「・・・何でもねぇ!!」




A「あの2人・・・
付き合ってるわけじゃないよね・・・?」




もし付き合ってるなら、俺とあんな事しないよね。




M「知らねぇよ。」




A「・・・なんか松潤機嫌悪い。」




M「・・・・・。」






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