好きって言わない!
第25章 落ち着かナイ。
N「・・・・・。」
まーくんがオカシイ。
いや、もともと変わった奴だけど。
A「ねぇにのちゃん!
これからお昼一緒に食べない?」
N「ああ・・・別に良いけど。」
A「あとさ!
これから委員会の日は、絶対一緒に帰ろうね!」
まーくんの部屋の中。
ベッドを背もたれに床に座っているまーくんの足の間に、すっぽりと収められている俺。
後ろから抱きしめられながら、
さっきからまーくんがなにかとウルサイ。
N「良いけどさ、彼女は??
送ってかなくて良いの??」
A「あっ・・・」
N「・・・・・。」
あちゃー、という顔で天を仰ぐまーくん。
A「・・・大丈夫!!
向こうも友達と帰るだろうし!!
にのちゃんと翔ちゃん2人きりにさせる方が危険だし!!」
N「は??」
A「なっ、何でもない!!」
・・・ホント、どうしたって言うんだ。
一緒にいる時間が増えるのは嬉しいけど、急にお昼を一緒に食べようとか放課後一緒に帰ろうとか・・・
しかも、今日はやたらくっ付いてくる。