好きって言わない!
第25章 落ち着かナイ。
N「離して。」
ゲームでもしよう。
まーくんもどうせ漫画とか読みだすだろうし。
まーくんの腕を解いてスマホに手を伸ばした瞬間。
A「誰にLINEするの?!」
N「・・・・・はぁ?」
泣きそうな顔で俺に縋りつくまーくん。
N「・・・ゲームだよ。」
いつもしてるじゃん。
てか友達少ないの知ってるクセに何言ってんだ。
LINEする相手なんかまーくんか母さんくらいだっての。
A「・・・そっか!!じゃあ俺見てる!!」
N「・・・・・。」
腕を掴んで引きずり戻されると、再びまーくんの腕に閉じ込められる。
やっぱり今日のまーくんはオカシイ。
まぁ、居心地良いから俺としても問題は無いわけだけど。
あとでまたキスをねだってみよう。
どうやったらまーくんからキスしてくれるのかな・・・
A「ね、にのちゃん・・・
ゲーム終わったら、チューしようね?」
N「っ・・・、」
あん、そんな耳元で・・・
A「ね?」
N「・・・ヤダ。今する。」
A「ふふっ、おいで?」
始めたばかりのゲームを放りだして、まーくんに抱き付いた。
すぐに腰にまわされるまーくんの手。
今からこの手に色んなトコロを触られるんだ・・・なんて♡
N「ねぇ、早くキモチイイ事しよ?」
A「にのちゃぁ〜ん♡」
まーくんがその気になるように可愛く振舞っちゃう俺って、やっぱりエッチなのかな?