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A side




A「もうしないよ！！
すっげー殴られたし！！」



N「殴られたの？！」



A「でも！にのだって、翔ちゃんにチューされてたじゃん！！」



N「あれは・・・ホッペだし！」



A「じゃあ俺もホッペなら松潤とチューしても良いの？」



N「・・・ダメ。」



A「くふっ♡分かった。
もうしないよ。」



N「絶対？」



A「うん、絶対。
にのも翔ちゃんとチューしたらダメだよ？」



N「俺からはしてないし！」



A「されるのもダメ！！」



N「じゃあそれ翔に言ってよ。」



A「もう、ちゃんともうチューしないって言ってよー！」




不安になっちゃうじゃん・・・
やっぱり翔ちゃんとナニかあるのかなって！




にのが俺の首に腕をまわして抱きついてきた。
ぴたっとくっ付いて、甘えるように首に顔を埋める。




俺もにのの細い腰にまわした腕に力をこめて、抱きしめ直した。




A「・・・・・。」




N「・・・・・。」




なんかさ・・・
俺らって・・・




A「束縛し合ってるバカップルみたいじゃね・・・？」




N「・・・ふふっ、気持ち悪いわ。」




A「部屋ん中で、2人っきりで抱き合ってんだよ？」




N「うん。笑」




A「キスも、してる。」




N「そうだね。」




A「もうカップルじゃない？！」




N「・・・バカ、何言ってんだよ。笑」




A「くふふっ。」




にのが呆れて笑ってるから、俺も笑った。
でも、結構本気で言ったんだけどなー・・・




ジッと見つめると、ぽわっと頬を染めるにの。
かんわいー・・・♡




にのが彼女だったら良いのに。





A「・・・・・え。」




N「ん？」





俺いま何を考えた？？





N「どうしたの？」



A「いや・・・なんでもナイ。」




何おかしな事考えちゃってんの俺。