
好きって言わない!
第27章 ラブストーリーは突然に。
A「俺超ガマンしてるんだからな?!
うわっ・・・!!」
思いっきりぴょんっと背伸びをして、まーくんの首に抱き付いた。
A「ちょ、にのちゃん?!」
慌てて俺を支えるまーくんが抱っこしてくれた。
ひときわ大きな歓声が上がる中、まーくんの耳元に唇を寄せる。
N「今日は、俺がガオー♡しちゃうね?
色んなトコ、いっぱいなめなめしてあげる・・・♡」
甘えた声で囁いて、ちゅ、と耳元にキスをした。
N「俺のも舐めてね?♡」
A「に、にのちゃん・・・
それアウトぉーーーーー!!泣」
N「んふふっ♡」
A「もうにのを降ろせない・・・」
N「俺のドレスでナニ隠してるの?」
A「俺悪くないよね?!」
N「あはははっ!」
意地悪をして抱っこから降りると、まーくんが必死に俺を抱き寄せようとする。
A「待って!抱っこさせて!!
お願いにのちゃん!!」
N「いやーん♡」
A「にのちゃぁんっ!!泣」
N「んふふっ、バカ♡」
さり気なくマントで股間を隠しながら、追いかけてくるまーくん。
超変態。笑
A「抱っこさせてぇ〜!!」
N「俺を捕まえられたらねー♡」
舞台をちょこちょこと走り回っていると、翔と松本コンビに出くわした。
S「何やってんだお前ら・・・」
N「いやお前らが何やってんの。」
呆れた顔で俺を見てる翔だけど、セクシープリンセスを抱きしめて肌撫で回してるお前こそ何やってんだ。
A「捕まえたっ♡」
後ろからガバッと俺を抱きしめるまーくん。
当たってる当たってる。
何気にお尻に押し付けてんじゃないよ。
N「あーん、もう、翔のせいですぐ捕まっちゃったじゃん。」
S「知るか。バカップルめ。」
A「ずっと抱きしめ合ってる方がバカップルじゃない?」
N「だな。」
M「!!」
松本の顔がみるみる赤くなっていく。
あ、キレるかも。
