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好きって言わない!

第27章 ラブストーリーは突然に。





ぎゅうっと力いっぱいまーくんに抱き付いた。




A「にの?」




N「まーくん・・・
今日家にお泊まりして良い?」




A「え?!」




俺の体に飽きたなら、
もっともっとキモチ良くさせてあげるから。




N「何でもしてあげる・・・
ゴックンも頑張るから。
俺の顔にかけても良いよ?」




A「に、にのちゃん?!」




N「前にシたの、もう5日も前だよ・・・?」




まーくんの胸に顔を埋めて、ちょっと泣きそうになりながら甘える。
こんな事言うの恥ずかしいけど、待ってるだけじゃシてくんないんだもん・・・




N「前はいっぱい、ガオー♡ってしてくれたのに。」




顔をあげて上目遣いでまーくんを見つめた。




A「にの・・・わざとなの・・・?」




まーくんが怖い顔で俺を見てたから、ビックリしてしまった。
ウソ、怒ってる・・・?!




N「怒んないで・・・」




ウルウルと涙が溢れてくる。
怒っちゃイヤだ・・・




A「お、怒ってない!怒ってないよ!」




N「顔怖い・・・」




A「だって・・・!!
こんな絶対押し倒せない場所で・・・」




N「?」




A「可愛くキョトン、じゃないよ!
俺のココがすぐ元気いっぱいになるの知ってるくせに!」




N「・・・元気になっちゃったの?」




A「かろうじてなってない!」




良かった。
こんな大勢の前でまーくんがおっきくなっちゃったら大変だ。




A「全くもう・・・
普段から超可愛いのに、さらに今はお姫様コスプレで俺大興奮なんだよ?
にのは自覚が足らないよ。
自分がどれだけ可愛いか分かってない!
宇宙一可愛いんだぞ!!」




N「・・・・・。」




プンプン怒りながら意味の分からない説教をするまーくん。
可愛いって連呼してるし。
なんか、本来のまーくんっぽい。




おバカっぽいまーくんだ・・・♡








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