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好きって言わない!

第27章 ラブストーリーは突然に。




A side




A「・・・・・ん?」





・・・ちょっと熱すぎないか?





潤んだ瞳に、くったりと力の入っていない体。




N「まーくぅん・・・」




甘く掠れた声は、俺のチンコをきゅんきゅんさせるけども。




A「にのちゃん!!」




バッとおでこに手を当てて、思わず目眩がした。
いや、目眩がしてるのはにのの方だ。
熱すぎる・・・!!





A「熱あるじゃん!!」




N「ふぇ・・・?」




駄々をこねたり泣いたり、情緒不安定だったのは高熱のせいか・・・!!
とにかく保健室に行かなきゃ!!




A「にのちゃんっ、」




・・・うわぉ。




ひと気のない茂みの中、乱れた体操服姿で横たわる赤い顔をしたにの。




俺って奴は・・・




俺って奴は・・・




なんて事しちゃったんだぁーーー!!




A「ごめん!にのちゃん!!」




レイプじゃねぇか!!
嫌がるにのを押し倒して、あのまま俺は・・・
絶対止まれなかった。




にのを抱きかかえて、体操服の汚れをはたく。




土下座で謝りたい所だけど、とにかく今は保健室に行って休ませないと。
お姫様抱っこで保健室までダッシュしてる間、にのは瞳を閉じて俺に体を預けていた。




もう、マジで・・・
俺にのの事になったらダメだ・・・




恋って厄介。




あと俺って変態。




にのちゃんマジでガチですみません!!!







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