好きって言わない!
第31章 selfish。
A「今日、俺の部屋で待ってて。」
N「ん、」
いっぱい、良い事してあげる・・・
耳元で甘く囁かれて、思わず蕩けちゃいそうになった。
もう、そんなオトコの声出しちゃダメぇ・・・♡
A「コラ、お家帰ってからだよ?」
きっと、物欲しげな顔をしてしまっていたんだろう、まーくんが俺の頬をむにっとつまみながら笑った。
N「うん、我慢する。」
A「良い子♡」
褒められたのが嬉しくって、にこぉっと笑うと、まーくんが顔を赤くする。
あ、こういう笑顔好きなのかな。
A「超可愛いっ♡」
N「ふふっ♡」
まーくんが喜んでくれるなら、いくらでも笑うよ。
臆病な俺を責めずに、待ってくれてる優しいまーくん。
あんなにセックスしようって言ってたのに、旅行から帰ってからは全くそんな事を言わなくなった。
きっと、俺が躊躇ってるのを分かってくれてるんだ。
いつも俺からフェラしてたのに、最近はまーくんからしてくれるし。
たくさん気持ち良くしてくれて、イキまくった俺がそのまま眠っちゃっう事もある。
その時はまーくんを気持ち良くさせてあげられなくて申し訳ないなって思うけど、気にしないで良いんだよって優しく笑ってくれる。
こんな出来た彼氏いる?
超最高の彼氏じゃない?!
俺ってば、幸せ者すぎ〜♡
N「まーくん、大好き♡」
チュッと唇に触れるだけのキスをした。
A「にのちゃんっ・・・」
焦って翔たちを見たまーくんだけど、大丈夫だよ。
N「あいつら、全然こっち見てないもん。」
ギャーギャーと喧嘩なんだかイチャついてんだか騒がしい2人は、俺らがキスしてたって全く気付いてない。
超2人の世界作っちゃってるもん。
A「じゃあ・・・もっかい♡」
N「ダメー。」
A「えー?!」
ふふふっ♡
N「お家帰ってからね!
ちゃんと待ってるから・・・
早く帰ってきてよね?」
今日も、いーっぱいラブラブちゅっちゅしようね?