好きって言わない!
第31章 selfish。
N「俺なんてワガママだしチビでスタイルも悪いし・・・
いつか女の子にまーくん取られちゃいそう。」
しょんぼりして見上げると、まーくんに思い切り抱きしめられた。
N「ぐっ・・・」
A「なに言ってんのにのちゃん・・・!!」
く、苦しい・・・
A「世界で1番好きだって言ったじゃん!!
にのは可愛くて頭良くて可愛くて優しくて可愛くてラブリーでキュートで超可愛いよ!!」
大好き!!と叫ばれてさらに力強く抱きしめるもんだから、一瞬意識が遠のくかと思ったけど。
N「そんなに俺が可愛いの?」
A「うん♡かわいい♡」
N「ホント?」
A「うん♡ツンツン冷たいにのちゃんも可愛いし、甘えてくるにのちゃんも可愛い♡」
N「・・・んふ♡」
A「喜んでるー♡かわいいー♡」
愛おしそうに俺を見つめるまーくんに、ドキドキしすぎて頭沸いちゃいそう。
N「もうっ・・・分かったから!!
もうこの話終わり!!」
A「照れてるー♡かわいいー♡」
N「だからもう良いって!!
遊んでるなお前!!」
A「くふふ♡遊んでるんじゃないよ、可愛い恋人に愛を伝えてるの!!」
俺の頬に手を添えて、また優しい眼差しで見つめられる。
うわぁ・・・マジでカッコイイ・・・♡
A「大好きだよ、にの♡」
素直な言葉は、素直に嬉しい。
やっぱ俺ってすっげぇ幸せ者だ。
N「ん、俺も・・・大好き♡」
A「嬉しい!!」
N「あははっ、うん、嬉しいね♡」
ホント、まーくんって素直♡
2人でぎゅうぎゅう抱きしめ合って、いっぱいキスをして。
N「ねぇ・・・気持ちイイ事、しよ?」
キスの合間に甘えた声を出す。
N「気持ち良くして・・・♡」
俺の言う事はなんだって聞いてくれるんだから。
もっともっと、俺を可愛がって。
俺をジッと見つめるまーくんの手を取って、ベットにドサっと飛び込んだ。