過激性癖短編集【BL】
第1章 セフレじゃ嫌だ
「名前呼びながら喘いで。…はやく」
「たけ…るっ…ぁあ…やぁっ…」
素直に従う亮太が惨めに思えてくる。
「罪悪感感じる?じゃあ謝らないと、たけるごめんって」
「ごめんっ…こんなぁっ…あっ…たけるっ…やぁ…」
泣きながら謝る亮太を見て流石に俺も罪悪感を感じる。
「亮太はいい子だね。浮気してこんなに罪悪感感じるんだね。彼氏は罪悪感も感じてないんだよ」
「やだ…どうしたらいいの…」
「俺と付き合お。浮気しないしお金も借りないし、いっぱい会ってあげれるし。あと…ちゃんと優しくする」
どさくさに紛れてちょっと抱きしめてみたりして、でもあんまり近づきすぎると俺の心臓がバクバク言ってるのがバレそうだから、少し軽めで。
亮太は優しさに弱いからなぁ。