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第18章 ふがふが






「ハァ・・・やっとふたりになれた・・・」


N「んんんーーーー!んーーーーー!!!」


突然のことに驚きつつも

本能が、この状況はヤバイと察知している。



ジタバタと手足を動かし、脱出を試みるが

押さえつけられた手も腰に回された腕も

ビクともしない。くそっ!



N「んんんっ!んぅーーー !」


「ちょっと待ってね・・・」



そういうと乱雑に重ねられたマットの上に

ドンッと突き飛ばされた。



N「っぐ・・・!誰かっ!!」



逃げなきゃ!と思ったのも束の間、

先輩がうつ伏せ状態の

俺の上から馬乗りになり、

今度はタオルで俺の口を塞いだ。



N「 ふぐっ、んっ!!」


「これで両手で触れられるからね・・♡」



その後手も後ろ手に拘束され、

完全に身動きが取れなくなってしまった。



うなじにハァハァと生温かい吐息がかかる。



気持ち悪い・・・!助けて・・!





N「っ・・・ひっ!」



ピチャピチャとワザと音を立てて

うなじに舌を這わすソイツ。




やだやだやだやだやだ



こんな時ほんとの姫なら王子様が

ドアを破って助けに来るんだぞ。



相葉くん!助けて!




「・・・泣いてるの?
泣き顔もたまんないね・・・♡」





うるせぇ、この変態・・・!




「可愛いなって思ってたんだ、前から・・・
ハァ、・・・ハァ、下も触るよ・・・♡」





やめろ・・・




舐めるような手付きで腰を撫でられ

手が体操着の中に・・・



N「んんっ!んぐ、んんんんんんーーー!」



体を捩ってなんとか抵抗するが、

上から体重をかけられてビクともしない。

それどころか体を傾けた際に、

スルリと手が入ってしまった。



「あれ?まだ柔らかいままだね?
可愛い・・・
僕が気持ちよくしてあげるからね・・・」




こんな状況で勃つわけねーだろ!

キモチワリィ!!!!




でも本格的にヤバイ。

このまま最後までされちゃうとか無理。

まだ相葉くんともしてないのに。



そう思うと余計涙がこみ上げてきた。



早いとこシテくれればよかったのに。

あのバカ!!



そんなことより助けにこい!あいバカ!!




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