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第20章 まんてん






もー……そろそろ自覚してよ。

いまだむすっとした顔で捕まれたままの腕を

グイッと引き寄せて

にのちゃんの耳元に囁いてやる。




A「変どころか…可愛すぎてヤバイんだって。
他のやつに見せたくない。」




N「んなっ…! 」



バッと俺から距離をとって

目を見開いたにのちゃん。

真っ赤にした顔が超キュート♡




A「んふふ♡可愛いよにのちゃん♡ 」



N「う、うるさいっ! 」






クラスメイトの手前強がっちゃってるけど、

ご機嫌はなおったみたい。

唇をむにむにしてるのも

照れてる時の可愛い特徴だもんね♡






O「お前ら写メ撮るからもっとくっつけよ。」



A「はーい♡」



N「ちょ、ちょっと…! 」



「いやぁ!相葉くんのバックハグ♡!
照れてる猫娘が激萌えだわ!!! 」



なんでか女子たちもぎゃあぎゃあと喜んで

スマホを構えだし、俺とにのちゃんの

撮影会が始まってしまった。



もっともっとと煽るクラスメイトに

調子に乗ってちゅーしようとしたら

本気でグーパンくらったけど、

これもいい思い出ってことで!



あとでみんなから写メ送ってもらわなきゃ!!




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