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第11章 うきうき



やっとのことで部活を終え、ヘットヘト。

ランチ後の今、

ほんとはお昼寝でもしたいところなんだけど、

本題のアノコトを聞かなきゃ!





A「で、どうなの?」




俺の部屋に翔くんがいないことを確認し、

潤を連れ込むと、内側から鍵をかけた。







M「・・・ヤってない。」


A「へー・・・え?!そうなの??」






てっきり経験談を聞けると思ったのに!

もしや潤も俺と同じで、翔ちゃんに手を出せずに

悶々としているとか!






M「その、一回そういう雰囲気になったんだけど・・・その、あの時に痛がっちゃって、それで途中でやめよっかって・・・」



A「アノトキ・・・?」



M「〜〜///・・・だから!! 」



A「あぁ、挿れるとき?」



M「おっ、お前!!!もう少しオブラートに包むとか・・・ !!!」







なんだ、潤たら真っ赤になっちゃって。

案外照れ屋さんなんだなぁ。








うーーーん。でもそうか。

いや、そりゃ痛いだろうなぁ。

本来そのための器官じゃないだろうし・・・





A「それで、その一回きりでそういうことはしてないの?」




M「・・・うん。翔くん部屋にきてもニノのベッド使って寝ちゃうし・・・。」




なぬ。それはそれでけしからん!





M「雅紀は?て、その感じだとヤッてねぇか。」




A「・・・だってにのちゃんって、まったく穢れを知らない天使のようじゃない?」




M「なんだそれ(笑)」




A「そもそもこんなムラムラした気持ちをニノちゃんに持つことも悪いことなんじゃないかと・・・。」




M「過保護だねぇ(笑) 」




A「だって!毎晩俺の布団に入ってきて安心しきって眠るにのちゃんを見てると・・・ 」





俺のそんな下心に気づいたら天使は

ドン引きしちゃうんじゃないか・・・


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