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痴漢電車

第9章 尚輝の秘密



尚輝「ただいま」

母「尚輝、お帰りなさい」

千佳「…」

尚輝「母さん、こちら寺田千佳さん」

母「寺田千佳さんってもしかして尚輝が
前に話してくれた彼女?」

尚輝「そうだよ」

千佳「…初めまして…あの、私…」

母「かわいらしいお嬢さんね、尚輝には
勿体ないくらい」

尚輝「ちょっと母さん!?」

母「はいはい」

千佳「…」


思春期の母親と息子とは思えないほどに
二人の関係はほのぼのしていた
羨ましいほどに…


尚輝「俺の部屋行こうぜ」

千佳「ぅんっ…」

母「尚輝、部屋に二人っきりだからって
エッチな事しちゃダメよ」

尚輝「はぁ!?わかってるよ」

母「ならいいけど」

千佳「…」


意識しないよう考えないようしていたが
尚輝の母の一言で意識してしまい
胸がドキドキして…


尚輝「適当に座ってて」

千佳「へっ!?あ、うんっ…」


普通に返事したつもりだったが緊張から
声が変に裏返ってしまった
恥ずかしい…


千佳「…っ」


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