テキストサイズ

痴漢電車

第12章 心の乱れ



そして日曜日…


恭子「うわぁ、すごい人」

千佳「本当…」


日曜日という事もあり同じ学校の生徒や
相手校の生徒や先生、家族など
試合会場は大勢の人で
賑わっていた


恭子「町田君、どこだろう」

千佳「…あっ」

先生「…」


袖にバスケ部顧問の先生の姿を見つけた
周りにはユニフォームを着た
男子達もいる

だけど…


恭子「なんか、様子が変じゃない」

千佳「…ぅんっ」


なにか問題が起きたのか様子が変だった だけどそうこうしてる間に
試合が始まり…


恭子「あぁ、また点入れられちゃった…
もう30点差だよ…」

千佳「…」


尚輝がいないチームは
まるで生気を失ったように力無く
結果、何十点もの差をつけて負けてしま
った


恭子「負けちゃったね、ボロ負け」

千佳「…ぅんっ」

恭子「町田君、本当にどうしたんだろう
なにかあったのかな…」

千佳「…」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ