痴漢電車
第13章 夜のデート
千佳「ンンッ、先生…っ…」
亘「…寺田」
千佳「…先生…っ」
亘「…」
キスしながら制服のボタンに触れた亘
ブレザーのボタンを全て外し
シャツに触れた
千佳「先生、もうすぐ授業が…」
亘「…このままサボっちゃおう…それで
二人でどっか行こう…」
千佳「えっ?」
亘「…」
♪~(チャイムが鳴る音)
亘「…」
千佳「先生…」
亘「…なんてね…冗談だよ、授業始まる
から寺田も早く教室に戻りなさい」
千佳「…はいっ」
亘「…」
男の顔になったのに
最後は先生の顔に戻ってしまった
ここは学校だしこれから授業だってある
それは当たり前の事で
仕方のない事
ちゃんと割り切らないといけない
いけないのに…
千佳「…じゃあ、失礼します…」
亘「寺田」
千佳「…っ」
亘「俺、今日当直なんだ、だから…」
千佳「…」
亘「寺田さえ良ければ夜、学校でデート
しょう、この前のリベンジでさ」
千佳「本当に?」
亘「うんっ」