痴漢電車
第4章 わがままな男
女子「私、誰にも言わない、黙ってるか
ら…」
亘「…」
千佳「…っ」
亘の胸に頬を寄せ男女の関係を迫る女子
見た感じ亘は相手にしてない
そんな感じだが…
千佳「…」
これ以上、二人の事を見ていられなくて
千佳は図書室から逃げ出した
だけど広すぎて…
千佳「ここどこ…」
図書室内で迷ってしまった…
千佳「来た道、わからなくなっちゃった
どうしよう…」
亘「もしかして迷ったの?」
千佳「!?」
亘「ここ広いもんね」
千佳「先生…」
亘「…」
突然現れた亘
近くにさっきの女子はおらず
亘だけ、亘一人だけだったが気まずくて
顔を見れなかった…
千佳「…」
亘「どうかした?」
千佳「別に…何でもありません…」
亘「何でもって顔じゃないだろう?何か
あるなら」
千佳「私よりさっきの子を心配した方が
いいと思いますけど…」
亘「さっきの子?」
千佳「…」