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痴漢電車

第1章 悪夢の始まり



千佳「…行ってきます…」


翌日から一本早い電車に乗る事にしたが
その分、早く家を出ないといけない
早起きしないといけない
その結果…


先生「この前の続きから、教科書の」

千佳「…眠い…」


早めに寝たものの5時起きはやはり辛く
授業中、何度も睡魔に襲われ
ついに寝てしまった


♪~(チャイムが鳴る音)


千佳「…!!」

先生「じゃあ今日はここまで、日直」

日直「起立、礼」

千佳「…」


何事もなかったように挨拶をした千佳
どうやら居眠りをしていた事に
気づいてないようだ


千佳「…」

先生「寺田」

千佳「はいっ!!」

先生「後で職員室に来るように」

千佳「…はいっ」


なんて思ったがやっぱり気づかれていて
授業後、呼び出されてしまった
本当ツイてない…


千佳「最悪…」


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