悪夢特捜ドリムバン
第1章 悪夢特捜ドリムバン
「どっちもやだな、お兄ちゃんとか、風森さんてか・・」
「う~ん、しっくりこないからやっぱり空」
楓は愉快そうにきゃははと笑う。空には気丈に明るくふるまう楓の気持ちがよく分かっていた。だから、こんなに楽しそうな楓を見て本当に嬉しくなる。
「せっかくの心の傷を癒されてなるものか」
突如多数の戦闘員のようなヤツらが現れて空と楓を取り囲む。空は必死に戦闘員たちと戦うが、その隙にゼツボウが現れて楓の心の傷に侵入して悪夢を植えつけた。
悪夢に支配された楓は悲しみをぶつけるかのように狂暴になって暴れる。
「悪夢が植えつけられてバクモンスターが棲みついた・・早く助けなければ」
空は楓を助けようとするが、大勢の戦闘員が行く手を阻む。
「ぞろぞろと邪魔なヤツらだ」
「こいつらはバクラー兵。バクの忠実な下部よ」
沙織が駆けつけてきてバクラーを斬り倒していく。剣術も鮮やかだが、ミニスカートがチラチラとめくれるのに目を奪われてしまう。
「ここは任せて早く楓ちゃんを助けて」
「来宮さん・・」
「面倒くさいわね、沙織でいいよ。あたしも空って呼ぶから」
「分かった、バクラー兵は任たよ、沙織・・夢現」
眩い光に包まれて空は一瞬でドリームの力をコンバットスーツ化したドリムスーツを装着した。
「悪夢特捜ドリムバン」
悪夢特捜ドリムバンはわずか0.01秒で夢現装着を完了する。光粒子化されているドリムスーツは装着者の意思に応えて飛来して実体となり装着されるのだ。
「シンクロン」
ドリムバンはバクラー兵を倒しつつシンクロンを呼んだ。シンクロンは心とシンクロして悪夢の世界へ突入することができるバイクなのだ。
楓の心にシンクロしてドリムバンは悪夢の世界へ突入する。
「これが悪夢の世界か、何と恐ろしい・・」
悪夢の世界はありとあらゆるマイナスエナジーに満ちた悪魔の密室空間である。突如炎が噴き上がり、地面が裂け、竜巻が起こる。次にどんな恐ろしいことが起こるのか予想もつかない。
「ここまでくるとは、バカめ、キサマに勝ち目はない。この悪夢空間ではバクモンスターは4倍の力を持つことができるのだ」
ゼツボウは巨大化したり小さくなったり、消えたり現れたり、変幻自在、奇想天外な動きでドリムバンを攻撃する。
「う~ん、しっくりこないからやっぱり空」
楓は愉快そうにきゃははと笑う。空には気丈に明るくふるまう楓の気持ちがよく分かっていた。だから、こんなに楽しそうな楓を見て本当に嬉しくなる。
「せっかくの心の傷を癒されてなるものか」
突如多数の戦闘員のようなヤツらが現れて空と楓を取り囲む。空は必死に戦闘員たちと戦うが、その隙にゼツボウが現れて楓の心の傷に侵入して悪夢を植えつけた。
悪夢に支配された楓は悲しみをぶつけるかのように狂暴になって暴れる。
「悪夢が植えつけられてバクモンスターが棲みついた・・早く助けなければ」
空は楓を助けようとするが、大勢の戦闘員が行く手を阻む。
「ぞろぞろと邪魔なヤツらだ」
「こいつらはバクラー兵。バクの忠実な下部よ」
沙織が駆けつけてきてバクラーを斬り倒していく。剣術も鮮やかだが、ミニスカートがチラチラとめくれるのに目を奪われてしまう。
「ここは任せて早く楓ちゃんを助けて」
「来宮さん・・」
「面倒くさいわね、沙織でいいよ。あたしも空って呼ぶから」
「分かった、バクラー兵は任たよ、沙織・・夢現」
眩い光に包まれて空は一瞬でドリームの力をコンバットスーツ化したドリムスーツを装着した。
「悪夢特捜ドリムバン」
悪夢特捜ドリムバンはわずか0.01秒で夢現装着を完了する。光粒子化されているドリムスーツは装着者の意思に応えて飛来して実体となり装着されるのだ。
「シンクロン」
ドリムバンはバクラー兵を倒しつつシンクロンを呼んだ。シンクロンは心とシンクロして悪夢の世界へ突入することができるバイクなのだ。
楓の心にシンクロしてドリムバンは悪夢の世界へ突入する。
「これが悪夢の世界か、何と恐ろしい・・」
悪夢の世界はありとあらゆるマイナスエナジーに満ちた悪魔の密室空間である。突如炎が噴き上がり、地面が裂け、竜巻が起こる。次にどんな恐ろしいことが起こるのか予想もつかない。
「ここまでくるとは、バカめ、キサマに勝ち目はない。この悪夢空間ではバクモンスターは4倍の力を持つことができるのだ」
ゼツボウは巨大化したり小さくなったり、消えたり現れたり、変幻自在、奇想天外な動きでドリムバンを攻撃する。