こじらせた初恋
第16章 あれから
智 side
智「おめでとーーーーー!!ニノ!!」
ニ「いえ。たいしたことではないんですが」
智「何を言う!ニノが誰かと付き合うことがめちゃくちゃ嬉しいよ!」
ニノは照れた様子で下を向いていた。
いつも頼もしいのに、今日はかわいいな。
ニノは昔、付き合っていた恋人を亡くした。
ニノとケンカして飛び出して事故にあった彼女。
自責の念で恋人を作らなかったニノ。
それは恋人を作らない理由としては充分で。
幸せを頑なに避けていて。
正直、見てて痛々しかったんだ。
そんなニノが恋人を作ったなんて。
相手が同性とか関係ない。
ニノの心を動かした相葉ちゃんすごいよ!
智「いつから付き合い始めたの?」
ニ「先日ですよ」
智「えー!一年待たせたの?相葉ちゃんすごい!」
ニ「俺も尊敬します」
確かにニノは相葉ちゃんのことを嫌ってる感じではなかったけど、オッケーしない相手に1年も食い下がるなんて。
大抵の人はきっと根を上げてしまうだろう。
ニ「でもね、」
智「…」
ニ「ずーっと想ってくれてたのよ。ずーーーーーーっと。俺なんかのことをね」
智「相葉ちゃんすごいね」
ニ「ほんとすごいのよ!それでさ、常に愛を伝えてくれてるあの人を見て、だんだんとこう、ね?」
気持ちが傾いていっちゃったんだね。
ニノは熱く語ろうとしたけど途中で恥ずかしくなったみたいで声が小さくなっていった。
智「おめでとーーーーー!!ニノ!!」
ニ「いえ。たいしたことではないんですが」
智「何を言う!ニノが誰かと付き合うことがめちゃくちゃ嬉しいよ!」
ニノは照れた様子で下を向いていた。
いつも頼もしいのに、今日はかわいいな。
ニノは昔、付き合っていた恋人を亡くした。
ニノとケンカして飛び出して事故にあった彼女。
自責の念で恋人を作らなかったニノ。
それは恋人を作らない理由としては充分で。
幸せを頑なに避けていて。
正直、見てて痛々しかったんだ。
そんなニノが恋人を作ったなんて。
相手が同性とか関係ない。
ニノの心を動かした相葉ちゃんすごいよ!
智「いつから付き合い始めたの?」
ニ「先日ですよ」
智「えー!一年待たせたの?相葉ちゃんすごい!」
ニ「俺も尊敬します」
確かにニノは相葉ちゃんのことを嫌ってる感じではなかったけど、オッケーしない相手に1年も食い下がるなんて。
大抵の人はきっと根を上げてしまうだろう。
ニ「でもね、」
智「…」
ニ「ずーっと想ってくれてたのよ。ずーーーーーーっと。俺なんかのことをね」
智「相葉ちゃんすごいね」
ニ「ほんとすごいのよ!それでさ、常に愛を伝えてくれてるあの人を見て、だんだんとこう、ね?」
気持ちが傾いていっちゃったんだね。
ニノは熱く語ろうとしたけど途中で恥ずかしくなったみたいで声が小さくなっていった。