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こじらせた初恋

第17章 つなぐ

智 side








翔「俺がもう心変わりしたと思ったの?最後だからってサービスでキスするとでも思ったの?」



智「…サービス」



翔「サービスは言い過ぎだけど」



智「サービスじゃないの?」



翔「何回も言わす気?」



またチュっと俺の唇に触れた。



翔「好き。智が好き。好きでたまんない」



智「……信じられない」



翔「大好き。愛してる。もっとチューしたい。あわよくば撫でまわしたい。それで……」


智「ちょ!ちょっと待って待って!」



翔くんの愛の告白が止まらないから慌てて止めた。



嘘でしょ?



ホントに?



翔くんの気持ち変わってないの?



俺そんなの泣いちゃうよ。






智「うそ……俺……グスッ………今日振られに来た……のに」



翔「ふふ。また泣いてる。残念ながら振られませんよ」



俺振られないの?



智「うれし……好き………翔くんが好き……」



翔「俺も嬉しい。諦めなくてよかった」



翔くんは俺の手を握ってまたキスしてきた。



さっきと違うエロいキス。



智「…………ん」



舌が入ってくる。



俺はそれを味わう。



舌に俺の舌を絡ませる。



翔「ふ……智、エロい」



だってずっと欲しかった。



翔くんが。



その唇が。







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