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こじらせた初恋

第19章 続きの物語

智 side







翔くんに今日の俺は本当に驚かれた。



すごい積極的だったって。



だって俺だって男だもん。



翔くんに触りたくて今まで我慢してたんだもん!







シャワーから上がると、翔くんが布団を2組くっつけて並べていた。



俺が側に立つと、掛布団を上げてどうぞ、と促した。



そのまま俺は布団に潜り、翔くんに抱き着いた。



翔くんも俺の頭を抱えるようにして抱きしめ返してくれた。



翔「寝るの?」



翔くんの体温が気持ち良くて、そのままじっと目を閉じていた。




翔「おやすみ」



俺のおでこにチュっとした。



智「ふふ。恋人みたい」



翔「恋人でしょ」



俺は自分の枕まで頭を持っていき、翔くんと目を合わせた。



布団に埋もれてる翔くんはかわいかった。



智「ドラマのさ…」



翔「ん?」



智「ドラマでさ。男女がその…一夜を共にしたらさ」



翔「一夜を共に…ね」笑



智「したらさ、こう、裸でさ、いるじゃん。朝まで」



翔「ああ、うん。そうだね」



智「あれってさ。実際そうじゃないんだね。シャワーしたくなっちゃう」



翔「え?あ、うん。はははは!そうだね!確かに!ははは!」



智「寒いしね。シャワー上がってそのまま裸とかおかしいよね」



翔「やばい!うけるっ!智かわいい!」



智「気になってたんだもん。だって」



翔「かわいすぎるっ!多分だけど、95%は服着て寝るんじゃないかな」








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