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こじらせた初恋

第19章 続きの物語

翔 side







智「…んあっ…はっ…はっ…」



ゆっくりゆっくりとなじませて行くと、だんだんと滑りが良くなる。



それが気持ちよくて、智も締め付けてくる。



智「あ…あ…翔くん…もっとぉ」



さっきより早く動かすと、ズチュズチュとやらしい音がしてくる。



智は自分のを持って上下に擦り始めた。



俺はその手を取る。



翔「俺にやらせて」



智のを擦ると既にイきそうなくらい膨れ上がっていた。



智「ああ……イきそう…」



激しく動かせば動かす程に上向くそれは限界が近づいてきていた。



翔「オレも…やばいっ!」



智の締め付けがこの上無い程気持ち良くて、俺も限界だった。



智「一緒に……あっ……イきたい…ん」



翔「一緒にイこう」



俺はラストスパートをかけて智の腰を激しく揺らした。



もうそこは、俺の形になっているかのように、ピッタリと纏わりついてくる。



喜んでるかのように中がうねる。



智「はぁ……待って…」



そう言うと智が上半身を起こした。



翔「痛っ!」



そして俺の首に噛みついた。



智「仕返し」



智は舌を出して自分の唇を舐めていた。



これはあの時の仕返し。



首元を触ると血が滲んでいた。



それさえも俺を興奮させた。



止めていた腰を動かす。



それは快感で止まることができない。



再び限界が近づいてくる。







翔「イくよ…」



智「はぁ……はぁ……俺も」



今までに無い程の力強い律動で、智を揺らす。



翔「はぁ…智…好き」



智「俺も…大好き……あああ」







激しく痙攣を起こし、2人一緒に果てた。







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