こじらせた初恋
第7章 招かれざる客
翔 side
俺の携帯に着信がある。
早く出ろと言わんばかりに、その携帯は鳴り続けている。
智「出ないの?」
上目遣いで智が、聞いてくる。
俺は、チッと舌打ちをして、その鳴りやまない携帯を止めた。
翔「なんだよ」
雅「翔ちゃん?何よー!その声は?正月迎える準備で忙しいの?」
俺らの邪魔をしたのは、空気を壊す明るい声。
翔「そうだよ、その通りだよ。じゃあな」
雅「ちょちょちょ!待って待って!」
すぐにでも電話切りたかった俺を、相葉ちゃんはすごい勢いで引き留めた。
くそー。もう少しでキスできたのに。
なんて。
さっき、迷惑かけないようにするって決めたのに…
なにやってんだ、俺。
本日2回目の自己嫌悪…
しかし、そんな気持ちとは裏腹に、相葉ちゃんが電話をかけてきた理由を話し始めた。
翔「え?近くに?」
俺は思わず智の方を見た。
智は目を輝かせていた。
智「相葉ちゃん、近くにいるの?」
どうやら近くに来てるらしい。
雅「近くまでは行けてると思うんだけど、ちょっと迷っちゃって…」
年賀状を出すからって、そういえば住所を教えた。
その住所だけを頼りに来たらしい。
ホントに近くまで来ていたので、俺は迎えに行った。
お邪魔しまーすと俺の部屋に入ると、コイツも目を輝かせた。
雅「大ちゃーーーーーーん」
智「相葉ちゃーーーーーーーん」
2人は感動の再会をすると、抱き合いそうだったので、相葉ちゃんの着ていたフードを引っ張った。
グエーって苦しそうにしてる。
俺の携帯に着信がある。
早く出ろと言わんばかりに、その携帯は鳴り続けている。
智「出ないの?」
上目遣いで智が、聞いてくる。
俺は、チッと舌打ちをして、その鳴りやまない携帯を止めた。
翔「なんだよ」
雅「翔ちゃん?何よー!その声は?正月迎える準備で忙しいの?」
俺らの邪魔をしたのは、空気を壊す明るい声。
翔「そうだよ、その通りだよ。じゃあな」
雅「ちょちょちょ!待って待って!」
すぐにでも電話切りたかった俺を、相葉ちゃんはすごい勢いで引き留めた。
くそー。もう少しでキスできたのに。
なんて。
さっき、迷惑かけないようにするって決めたのに…
なにやってんだ、俺。
本日2回目の自己嫌悪…
しかし、そんな気持ちとは裏腹に、相葉ちゃんが電話をかけてきた理由を話し始めた。
翔「え?近くに?」
俺は思わず智の方を見た。
智は目を輝かせていた。
智「相葉ちゃん、近くにいるの?」
どうやら近くに来てるらしい。
雅「近くまでは行けてると思うんだけど、ちょっと迷っちゃって…」
年賀状を出すからって、そういえば住所を教えた。
その住所だけを頼りに来たらしい。
ホントに近くまで来ていたので、俺は迎えに行った。
お邪魔しまーすと俺の部屋に入ると、コイツも目を輝かせた。
雅「大ちゃーーーーーーん」
智「相葉ちゃーーーーーーーん」
2人は感動の再会をすると、抱き合いそうだったので、相葉ちゃんの着ていたフードを引っ張った。
グエーって苦しそうにしてる。